拝啓・・・

　お元気ですか？

私は相変わらずです。
あれから長いようで短いような時間が過ぎました。
何もなかったような毎日の中で、
ふとした時間に想い出すのは・・・
あなたと過ごした時間です。

突然の言葉・・・「幸せを祈ります」
どうしてでしょう？

どうして最後の別れを告げられたのに
幸せを祈る事が出来るのでしょう？


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私は今も・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あなたの幸せを祈る事が出来ません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　不幸になって・・・とも祈れません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あなたはあなたらしく
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生きていてくれればいいです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ただ、一言、「ありがとう」・・・・と伝えたかった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私の先を歩いていくあなたへ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私はもう少し変わらない毎日の中で
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　時々あなたを想い出すでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それくらいは・・・許して下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私の思い出は私だけのモノだから。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつかあなたの中の私の思い出が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　懐かしくなったのなら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その時は笑って逢いましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それまでお元気で。。。さようなら。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具

ありがとう。

いつもくだらない話を聞いてくれてありがとう。
寂しい時、哀しい時、電話をくれてありがとう。

私は少しでもあなたの役に立てたかな？
ちゃんと胸をはって友達だって言えてたかな？

あなたの辛い事、悲しい事、寂しい事・・・
電話で話を聞きながら
実際救われていたのは自分
だから
『あなたがいてくれて良かった』
そう言わなきゃいけなかったのは自分

今日はあなたの誕生日だった日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ありったけの思いをこめて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『友達になってくれてありがとう』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『出逢ってくれてありがとう』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『生まれてくれてありがとう』

きみのいばしょ。

きみのいばしょはここにあるよ。
ほっと出来るばしょはここにあるよ。
気持ちがゆるせるばしょはここにあるよ。

だからいつでも帰っておいで。
きみはけっして一人じゃないよ。

孤独なときや寂しいとき。
がんばって少し疲れたとき。
きみのいばしょはここにあるよ。
一緒に泣いたり笑ったりしよう。

ここで待っているよ。
だから、遠慮なく旅をしておいで。

恋に臆病な人へ。

恋愛はしてみたいけれども・・・
と恋に臆病な人へ。

自分に素直になれていますか？
どこかでブレーキを踏んでいませんか？
天の邪鬼だとどこかで自分を作ってはいませんか？
今更そんな事は出来ないとあきらめてはいませんか？
失恋するのが怖いからと気持ちを閉じこめていませんか？
相手がいないからと開き直っていませんか？

確かに人を好きになるのは大変です。
人生だって変わってしまうことがあります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だけど、恋愛するまえにあきらめていては
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何も出来ません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　恋愛をしたいなら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自分を変に着飾る事はやめてください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　心のままの素直な自分になってください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それが人を好きになると言うことの第一歩です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　失敗を恐れないでください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いくつになっても人を好きになることは出来るの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ですから。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

雨。

今、この雨の中でどこで雨宿りしていますか？
いつも元気だったあなたを思い出すと
切ない気持ちにまだなります。
やさしい雨が降る空を見上げながら
くだらない話をいつまでも話し合った
そんな日がまたくると思っていた。
変わらない明日がまた来ると思っていたあの頃、
毎日が退屈でどうしょうもなかった。
でもあなたと出会ってから、
なんでもない雨が楽しいと思えるようになった。
出会う前から知っていたかの様に
何でも話あえたのに・・・
最後に見た笑顔には小雨が降っていた。
もう会えないと分かっていても、
あの日の様にやさしい雨が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あなたにも降りそそいでいますように。